先日、簡単に作れる手作り化粧水「グリセリン化粧水」をご紹介しました。
基本の簡単〔手作り化粧水〕作り方、敏感肌や節約にも!所要時間5分!
こちらは精製水で作るのですが、今回は精製水を使わないで代わりに他のものを使ってつくる方法をご紹介していきます。精製水でつくるよりもリッチな化粧水が出来ますよ!自分好みのオリジナル化粧水を作っていきましょう!!
精製水を使う理由
手作り化粧水に精製水を使う理由は、簡単に言うと「清潔で不純物が極めて少ないから」です。精製水は、水を蒸留やろ過・イオン交換などをして極めて純度の高い水に仕上げたものです。さらに紫外線などで抗菌してあるものもあり、化粧水を作るのに安心な水と言えます。シンプルな化粧水がお好みの方はこちらがおすすめです。
フローラルウォーター(芳香蒸留水)を使った化粧水
まず最初にご紹介するのは、フローラルウォーターを精製水の代わりに使用する方法です。フローラルウォーターとは、別名芳香蒸留水とも言われているもので、エッセンシャルオイル(精油)をつくるときに水蒸気蒸留で抽出するときに一緒に出来るものです。ハーブを水蒸気蒸留させると、油分と水分に分かれます。その油分がエッセンシャルオイルに、水分がフローラルウォーターになるのです。
フローラルウォーターは、エッセンシャルオイルを作る時に出来る水分の部分です。メインはエッセンシャルオイル作りなので、フローラルウォーターは使われることなく捨てられてしまうことも多いのですが、このフローラルウォーターの中にもハーブの香りや特徴が残っているのです。
エッセンシャルオイルほどは認知度も少なく、販売されているお店も限られますが、インターネットなどでは様々な種類を簡単に購入することが出来ます。
☆作り方は、基本の手作り化粧水の、精製水をフローラルウォーターに替えるだけです。
肌質別・おすすめのフローラルウォーター
エッセンシャルオイル同様、様々なフローラルウォーターがあります。肌質別におすすめのフローラルウォーターをご紹介していきます。
☆全ての肌質に=ローズウォーター
ローズウォーターは、薔薇の花から抽出された蒸留水です。薔薇の香りは高級感と気品があり女性の憧れの香りとも言えます。女性ホルモンのバランスを整えてくれる効果も期待出来ますので、女性が無意識に惹かれるのも納得が出来ます。
期待できるお肌への効能は
鎮静作用・抗菌作用・抗炎症作用・保湿作用・アレルギー緩和作用などです。
☆乾燥肌・アンチエイジングに=ローズマリーウォーター
ローズマリーウォーターはローズマリーの葉・枝から抽出された蒸留水です。
ローズマリーには「ロズマリン酸」というポリフェノールが含まれていて、坑酸化作用があります。坑酸化作用はアンチエイジングにも期待できますね。年齢による乾燥肌にもおすすめです。他にも、
ニキビの緩和や収斂作用が期待できます。
混合肌・脂性肌・敏感肌に=ネロリウォーター
ネロリウォーターは、ネロリの花から抽出された蒸留水です。ネロリの香りは天然の精神安定剤と言われている程、癒し効果の高い香りです。
期待出来るお肌への効能は、
皮膚再生作用・収斂作用・かゆみの改善などです。
普通肌・敏感肌・炎症肌には=ラベンダーウォーター
ラベンダーウォーターは、ラベンダーの花から抽出された蒸留水です。ラベンダーの香りは心の安定をもたらしてくれます。
期待出来るお肌への効能は
抗炎症作用・皮脂バランスを整える作用・保湿作用などがあります。
日本酒を使った化粧水
次にご紹介するのは日本酒を使った化粧水です。昔から、酒蔵で働く人は肌が綺麗な人が多いと言われている通り、日本酒には美肌効果があります。
日本酒にはメラニンの生成を抑えてくれるコウジ酸やフェラル酸・肌のキメと潤いに大切なアミノ酸がたっぷりと含まれているのです。
日本酒化粧水の作り方
日本酒化粧水は、精製水を日本酒に変えるだけだと日本酒の糖分であるベタつきが気になるので、日本酒:精製水を2:1で混ぜましょう。
緑茶を使った化粧水
緑茶にはビタミンCとカテキンが豊富に含まれています。ビタミンCとカテキンにより、美白効果・シミ、シワ、ニキビ予防・収斂作用などが期待できます。
緑茶は飲むときよりも濃い目に入れましょう。また、緑茶の成分をしっかりと出す為に熱湯で出すことをおすすめします。お茶のカスが気になる場合は、ペーパーフィルターでこすのがおすすめです。冷えてからグリセリンを加えて混ぜましょう。
まとめ
以上が、身近なもので簡単に出来るオリジナル化粧水の作り方です。是非為してみて下さい。
また、こちらに明記してある効果効能は、治療や薬としての効果を保証するものではございません。トラブルなどに関しては責任を負えませんのでご了承お願いします。
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