青汁の選び方とは?実は様々な種類があるんです、ケール・大麦若葉・小麦若葉の違いとは

グラスに注がれる青汁 美容・健康
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健康や美容の為に青汁を飲もうと思っているけれど、種類が多すぎて何を選んで良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。青汁は商品によって使われている野菜が違うのはもちろん、野菜以外の添加物や製法も様々なものがあります。どんな目的で飲むかによって選ぶものも変わっていきます。

グラスに注がれる青汁

そんな方たちの為に、今回は青汁のおすすめの選び方をご紹介していきます。現在青汁を飲んでいるけど、なんとなく選んでいた方や、他の物も試してみたい方も必見です。

青汁を飲む目的

青汁を選ぶ前に、飲む目的を明確にすることで選ぶ青汁も変わってきます。

ジョギングをする2人の影

例えば、健康や美容の為に飲むならば、期待する効果が得られる栄養素を含む野菜が原材料に含まれているものを、便秘解消ならば食物繊維を多く含む野菜が使われているもの、また食物繊維や乳酸菌などが添加されているものを選ぶのも1つの方法です。

青汁の原材料になっている主な野菜の栄養素

それでは、市販されている青汁の材料として使われている主な野菜と、その野菜の栄養素と期待出来る効果についてもご紹介していきます。

ケール

ケールは、アブラナ科の植物で、身近な野菜ではキャベツの仲間です。キャベツに比べると原種に近い為栄養素もたっぷり含まれています。味は苦味が強いのが特徴です。日本では青汁の原料として一般的ですが、栽培量の多い海外では、そのまま生野菜でサラダや、炒め物にして食べたりされている野菜です。

束になったケール

高い坑酸化作用

ケールはとても栄養価の高い野菜で、ビタミンC・E・βカロテンがとても豊富です。また、高い坑酸化力のある「ルテイン」も含まれています。ルテインは目の健康にも役立つ成分です。パソコンやスマホをよく使う現代人にも嬉しい栄養素です。

寝つきの悪い方にもおすすめのケール

また、ケールにはメラトニンも多く含まれています。メラトニンは人間の身体の中でも作られる成分で、血中にメラトニンが多くなると眠くなるようになっています。寝つきの悪い方は、夜にケール青汁を飲むのもおすすめです。ケールにはメラトニンの他にもカルシウムも含まれている為、ストレスによるイライラを落ち着かせて入眠しやすくしてくれる効果も期待出来ます。

繊維不足の便秘の方にも

ケールには食物繊維が豊富に含まれている為、便秘でお悩みの方にもおすすめの野菜です。この食物繊維は便秘解消だけでなく血中コレステロールの低下や腸内細菌のバランスを整えてくれる効果も期待出来ます。

大麦若葉

大麦若葉は、イネ科の植物で、麦茶やビールの原料になる「大麦」の新芽を刈り取ったものです。ケールに比べるとクセが少なく飲みやすいです。苦味が苦手な方にもおすすめの青汁です。大麦若葉は、硬い繊維質が多いためそのままで食べることは難しいので青汁にして飲むのが一般的です。

ザルの上に乗った大麦若葉

ケールと同じく高い坑酸化力

大麦若葉はビタミンA・E・Cが豊富で、ケールと同じく高い坑酸化力があります。また、たんぱく質であるSODという活性酸素分解酵素も含まれている為、肌荒れにお悩みの方も試してみる価値があるといえます。

貧血気味の方にも

大麦若葉は鉄分が豊富に含まれている為、貧血気味の方や予防の為にも効果が期待出来ます。野菜の中で鉄分が多いほうれん草に比べても鉄分は4.8倍です。

もちろん食物繊維も豊富

大麦若葉には食物繊維が豊富に含まれて居ます。硬い繊維質で覆われている為、元々の食物繊維量は多いのですが、青汁にするために搾る過程がある為、不溶性食物繊維は取り除かれてしまい。残るのは水溶性食物繊維になります。この水溶性食物繊維だけでも含有量は多く、ケール青汁に比べると多いというデータがあります。

小麦若葉

小麦若葉とは、大麦若葉同様にイネ科の植物である小麦の新芽です。小麦は、小麦粉の原料として一般的な植物です。青汁の原料として、日本では小麦若葉よりも大麦若葉の方がよく知られていますが、欧米などではウィートグラスとよばれ、搾ったジュースを青汁としてよく飲まれています。

味は大麦若葉に比べるとフルーティーで清涼感のある味わいです。日本のビールでは大麦を使ったものが一般的ですが、小麦を使ったビールは爽やかでフルーティな味わいがすることを思い出していただけると想像しやすいかと思います。

生えている小麦若葉

デトックス効果が高い

小麦若葉にはクロロフィルという葉緑素の成分が全体の70%も含まれています。クロロフィルは植物が光合成をするのに必要な成分で、濃い緑色の植物に含まれますので、大麦若葉やケールにも含まれています。クロロフィルは、非常に高いデトックス効果や坑酸化力があります。小麦若葉は、世界中の植物の中で、デトックス力ではトップに入ると言われています。

綺麗な血液に

クロロフィルは、綺麗な血液を作るのを助けてくれる成分でもあるため、鉄分とは別のアプローチで貧血気味の方や、若々しい身体をキープしたい方にもおすすめです。

目的別のおすすめ

以上の事を考慮して、目的別に青汁を選ぶと、

☆野菜不足なので栄養を取る目的→どの青汁にも豊富な栄養素が含まれていますが、その中でも様々な栄養素が豊富な大麦若葉がおすすめ。栄養の優等生といったところです。

☆ダイエット・デトックス効果を得たいなら→クロロフィルが豊富な小麦若葉がおすすめです。味も甘みがあり飲みやすいので野菜嫌いの方もチャレンジしやすいかと思います。

☆ストレスがあり寝つきの悪い方には→メラトニン豊富なケールがおすすめです。

今回ご紹介した青汁の原料となる、ケール・大麦若葉・小麦若葉はどれもビタミン・ミネラル豊富な栄養満点の野菜なので、どれが優れていて、どれが劣るということはありません。なので、単純に好みの味で選んだり、様々なものを気分や体調に合わせて飲むのもおすすめです。

原料だけでなく製法にも

青汁を作る製法は、メーカーにより様々です。栄養をなるべく壊さずに作るような製法に自信があるメーカーは、それを明記している事が多いのでその辺りもチェックしておくと良いでしょう。

また、栄養成分もパッケージに書かれている事が多いので、比較してみるのもおすすめです。

また、飲みやすさを重視しているものには糖分・甘味料が入っているものもありますので、糖分の摂取を控えたい方は避ける必要があります。

まとめ

青汁は健康に良いという事で各社から販売されています。成分や製法などはよくわからないのでCMでおなじみの大手メーカーのを買ってみたり、値段だけで選ぶこともあるかと思います。それも間違いではありませんが、沢山の選択肢があるなかで、ただなんとなく飲むのではなく自分が選ぶ理由をしっかりと明確にすることで、自分の身体にも優しくなれるはずです。

コメント

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