こんにちは!sachiです😁
「性別」について、私はLGBTの事を知る前までは、「男」と「女」だけが居る世界が当たり前で、それ以外なんて考えられないというか、考えたこともありませんでした。
それはLGBTに対する差別ではなく、ただ知らなかっただけなのです。
今となってみては、毎日オナベの隣で生活しているので「性別」の事を気にすることが無くなってしまいましたが、昔は結婚願望もあったし、男か女かっていうのは「重要」っていうよりかは「気にして当たり前」っていう感覚だったと思います。
今回は「おなべの彼氏チミィ」に自分の性について、どんな風に向き合ってきたのか、ブログで書いてもらいました。
性別の重要性?!
歳を重ねるにつれ、性別なんてどうでもいいと思うようになってきた。
性別を気にするのは、周りの人間で、初対面の人には、口頭一番に「男ですか?女ですか?」って聞かれた。これがすごく昔から嫌。
女性だったらなんなの?男性だったらなんなの?
という気持ちが湧く。
今の私は、この質問をされたら「どっちにみえますか?」と聞き返して 男性と返答があったら
「はいそうです。」
女性と返答があっても
「はいそうです。」
と答えるようにしている。相手にとって見える性別でいいと思ってる。
「男?女、どっち?」なんてストレートに聞ける人が居るんだねぇ。
それって、LGBTであっても、そうじゃなくても失礼な質問だと思う😓
ちなみに、チミィを初めて見た時は「男に間違えられちゃうけどボーイッシュなだけの女の子」だと思ってました。
男の子に間違えたら失礼だから女の子扱しなきゃ!って思ってたよねww
手術をするかしないか
若い頃は、手術をして心も体も戸籍も全て男になるんだ!なんて思っていたけれど
今の私は、手術は、しなくてもいいとおもっている。
手術はしないと決めたきっかけは、カミングアウトした後に実家に帰った時だった。
カミングアウトについては、また別に書こうと思っていますが、20歳になった頃両親と弟、仲良くしているいとこにカミングアウトしている。
その頃には、もう、友達にはカミングアウトをしていた。
口を揃えて皆、「そうだとおもってたよー」だった。違和感がないらしい。
そりゃそうでしょう、ずっと、自分を俺と言ったりしてるんだから。
思い返せばすごく、私の周りは、温かかったのかもしれない。
父の対応
実家に帰った私を、いつも通りの感じで両親は迎え入れてくれた。
うちの近くには、子供のころから行ってる銭湯があって家族でよく行ってた。
その日もみんなで行こうとなった。
正直私は、何も考えてなかったのですが、いつもおちゃらけてる父が急に私の前に立ち言った。
お前は、いつも通り女風呂でいいんだぞ
あ・・・うん。。
重い荷物を運んでたら父がそんな重いものかせと奪い取られ、
あ・・・ども。。。
実家に久々に帰ったので夜、近くの友人の家に遊びに出ようとしたら
こんな暗いのにひとりであるいていくのか!?(19時頃)
あぁ、、この人にとっては、私は娘なんだな。
と思った時、何かを変えて男になるのはやめようって思った。
見た目は、どんどんババーになっていくだろうけどいいやって。
いや、良くは無いけどw
でも、背伸びして男を演じることは、やめようと思った。
自分は自分で、男になりたかっただけなんだから。
虫を見て本当は、ギャァぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁって叫びたかった。
叫んでいこう。
重い荷物余裕っすって顔してたけど指がちぎれちゃうんじゃないかって位痛かった。
無理せず手伝ってもらおう。
男は男らしくみたいな時代の人間なもので若い頃は、よくこんな小さなことを頑張っていました。
けどこのご時世可愛い男性も今やいっぱいいますし男が化粧をしたりもしますからねw
私も化粧をしてみたりもいいかもしれないですね。
前に、俗に言うおなべちゃんが集まるバーに飲みに言った時1人で飲んでる若いおなべちゃんがいた。
カッコよくバーボンのロックにおつまみのサラミまでもかっこよく男らしい食べ方をしている人を見かけた。
私も昔は、あんな感じだったのかなぁ。
たいして好みでもない酒を飲んでカッコつけてた、本当は、カシオレとか甘いもの飲みたかったのかもしれない。
やめよう、やめよう。
男とか女とかじゃなく私は私。
飲みたいものを飲むよ。
芋焼酎のソーダ割り。
充分おっさんですね。
「男か女か」よりも大事な事
なんか、めちゃくちゃ良い話なんですけど!!!!
sachiです。
今回の話、お父さんの気遣いっていうか愛情にも感動したし、それがきっかけで、「男になりたい」っていう表面的な事だけじゃなくて「自分は自分」っていう前提の方が大事なんだって気づけたのは、人生においてすごく大事な出来事だったと思います。
「男になりたい」っていうのを諦めたわけじゃなくて「女の自分」を受け入れることによって心が楽になる事もあるんじゃないかと思いました。
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